四分音符と言う言葉を知らなくても楽譜上に四分音符が書かれていればそれがどういう役目を果たしているのか、どういう演奏を指示しているのかさえ知っていれば演奏には大きな問題にならない。楽譜上の決まりってそういうことだよね?楽語ももちろんそこに含むものとして。そこは基本として、じゃぁ楽譜に書かれていないことをどう読み取るかっていうのは解釈の問題だよね。文章で言うところの行間を読む力ってやつ。こうなってくるとその曲が作られた時代性や作曲者の個性や認識を知らないとならない。音楽の本質的な楽しみっていうのはそういうものを読み取ったうえで、だから自分はこう表現するってところにあるとラフは思っているのだ。そういう表現の手札をいろいろ準備して演奏に備えるってのが練習ってもんじゃないのかな。
ちなみに僕は練習って嫌いだけれどもね。
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