ある種のコロナ慣れする家庭訪問

緊急事態宣言は解除されたものの、相変わらず在宅中心で働いております。で、緊急事態宣言が解除されたとたんに訪問販売やら宗教の勧誘やらがしょっちゅうやって来て、そのたびに仕事を中断されることしきり。世間では在宅勤務継続により日中家にいる家庭はまだ多いと踏んでのことに違いない(実際はコロナ禍前の在宅勤務をしていなかった頃でも、平日の昼間に多くの勧誘が来ていたのかもしれないが、なにぶん家にいなかったので知る由もないが……)。昨年の緊急事態宣言解除されていた期間はまったくこの手の訪問はなかった。これもある種のコロナ慣れにより引き起こされている現象なのかもしれないぞと、思ったり思わなかったり。

在宅中の訪いで歓迎するのは宅配便だけだよ。

新興宗教の勧誘を別の神を擁立して丁寧に退けました。 – Everything you’ve ever Dreamed

キャットタン

S吹奏楽団のAちゃんはうっかり迷言を吐いてしまうことで知られている。飲み屋で「生マッコリ」を頼もうとして「生もっこり」と口走ってしまった伝説を持つ。

Aちゃんは日常会話レベルであれば英語も中国語もできるはずなのだが、先日は「猫舌って英語でなんて言うの?」という質問に対して、間髪入れずに「キャットタン」と言い放った。

「猫舌」は英語で何て言うの? | EIGORIAN.NET~それは英語で何て言う~
猫舌って英語でなんて言うの? – DMM英会話なんてuKnow?

google先生に聞いてみたところ力いっぱい「cat tongue」と返ってきたぞ。

CatTongue
猫舌=CatTongue

逆にぃ~

「逆に」っていう言葉の使い方については何度かここでも取り上げたんだけれども、この言葉が使われた場合、前後で論が「逆」になっていない場合がままあると指摘してきた。

「あなたが思っているのとは違って、意外なことに」という文脈として使いたいのだろうなという例をよく見かける。ここで受け手は「いや思ってないよ」という応えは許されていない。あくまでも「逆に」と言いたい話者の方が一方的に偉いのである。「あなたが思っているのとは違って」というところに「私は気づいているしわかっているんだけれども、一般大衆であるあなた(たち)は誤解しているに違いない」という若干押しつけがましい上から目線を感じる(ラフの勝手な被害妄想か?)。マウント用語の一種になっているのかも?

あとは話題を変えたいときに、「ここまでの話とは変わるんだけれども」っていう意味で「逆に」を使う人も見かける。「それはさておき」っていう感じか。

しかしそんな指摘をするのは野暮なことなのかもしれない。「ヤバイ」と同じように、もはや「逆に」もそれ自体に意味はなく、昨今の日本語においては何にでも使える接続詞化しているのかもしれない。「しかし」も「ゆえに」も「だから」も「そして」も全部「逆に」でいけるのではないかと(乱暴な推測)。

ハノイの塔

我が彼氏Rは今現在ハノイに滞在しているのであるが、そういえばプログラミングの学習で「ハノイの塔」という課題があったなぁと思い出す。

再帰(recursive)アルゴリズムを習った後に応用課題として必ず出てくる問題「ハノイの塔」。まぁ問題を見れば子ども向け課題でよくあるやつなんだけれども、これをプログラムで解決してみましょうって課題(こうすればいいっていうのをアルゴリズムとして言語化して書けますか?)。再帰(recurisive)っていうのは非常に重要な考え方でプログラマとしては絶対に押さえておかなければならない初歩。ただし、再帰はわかりやすい反面、ヘタするとものすごく時間のかかるアルゴリズムで、うっかりすると永遠に返ってこなくなったりすることもあるのだけれども(無限ループに陥る)、プログラマとしてやっていくにはこれをおさえておかないと致命的。

初級から一歩上を目指すプログラマの場合は、これを理解したうえで、「ハノイの塔」を再帰を使わないアルゴリズムで解くのが次のステップ。

wikipediaの「ハノイの塔」の項