
生存報告会 〜 お好み焼き





唯一無二の主人公、膳所から京都へ! 令和最強の青春小説シリーズ堂々完結! 高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber……。新たな仲間たちと出会った成瀬の次なる目標は“京都を極める”! 一方、東京の大学へ進学した島崎みゆきのもとには成瀬から突然ある知らせが……⁉ 最高の主人公に訪れる、究極のハッピーエンドを見届けよ!
前2作の感想はこちら。
相変わらずのライトエンタメ青春小説。描かれているのは成瀬が京大生になってからの1年間なので、前作「成瀬は信じた道をいく」と時期が被っている。前作が大津(膳所)での成瀬を描いたもので、今作は京都での成瀬を描いたもの(成瀬は膳所の自宅から京大に通っている)。今回も、各話ごとに語り主が変わり、それぞれが成瀬との関わりを語っていく。今回はシリーズのまとめにかかっているためか成瀬の変人活躍度は小振りな印象。

『星を継ぐもの』シリーズ4作品 新版化
月面で発見された5万年前の死体はどこからやってきたのか?
ハードSFの巨匠ホーガン不朽の名作
第12回星雲賞海外長編部門受賞作
【創元SF文庫60周年記念新版】
月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。
月面で発見された死体。しかし月面で行方不明になったものはどの基地にもおらず、調べてみると死後5万年経過していることが分かる。はたしてこの死体は何なのか?
この出だしだけで、もう読まないなんてことはありえない。SFと進化生物学と結びつけて展開されるストーリー。進化は実験で再現するのが難しいが、様々な調査結果から仮説を組み立てていく。調査結果と可能な限り矛盾しないような仮説の組み立て、そしてどんでん返しの末、行きついた最終仮説は?あくまでも最後は最終仮説に至るだけである。しかもその最終仮説に至る締めくくりを行ったのが、主人公ではなく、ちょっと頭固い系と思われていた生物学者だったのもおもしろい。
■ 星を継ぐもの【新版】(創元SF文庫)[ジェイムズ・P・ホーガン/池 央耿]
■ 星を継ぐもの(巨人たちの星シリーズ)[ジェイムズ・P・ホーガン]【電子書籍】


