読了:やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ[大平 信孝]

誰でもすぐできる!脳をうまく使えば意志が弱くても行動できる!

第1章 先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法/第2章 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方/第3章 感情に左右されない!行動マインドのつくり方/第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方/第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方/巻末付録 目標を着実に実現するための「振り返りノート」の書き方

さる人が薦めていたので手に取ってみた。なんか似たようなテーマの本を前に読んだなぁ。

読了:先延ばしグセが治る!すぐに行動できる人の習慣術[後藤 英俊]【電子書籍】

本書の方が、上記のものよりハウツー本特有の宗教がかり具合が薄い。著者がずっと冷静。内容もステップアップ式で、導入は本当に簡単なところから入っていき、それができるようになったら次のステップへ。そしてあなたの本当の目標はなんですか?と問われて、それを実現するにはと進んでいく。うまくいけば、意識高い人(意識高い系にあらず)となって人生を謳歌できるはず。これを1冊でひょいひょいと読めるように仕立ててある。しかし、よく考えてみたら、書かれている内容は薄いけれども、目標としていることはえらく面倒で大変な人生改革じゃん。誠実な著者の態度は好感が持てるけれども、この一見の浅さがこの本損している部分かも。

脳科学的なアプローチはちょこちょこ書かれているけれども、そんなに強調はされていない。それよりも実際にやってみることの方が大事でそちらに主眼が置かれている。その理由付けの半ばネタ的な扱いになっているが、個人的にはそっちの方の話(側坐核の話とか心理学の実験の話とか)が知りたい(それはこのハウツー本に期待するものではないことは重々承知だとも)。

最初のステップに関しては、以前に読んだ以下の本の方が個人的には好み。ラフはそこだけをとりあえず何とかしたいんだもの。今回の本はそのはるか先まで行ってしまうので、個人的には今はそこまで行けなくてもいいやって感じで……。

読了:小さな習慣[スティーヴン・ガイズ/田口 未和]

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ[大平 信孝]
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ(やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ)[大平信孝]【電子書籍】

胸いっぱいに抱えて

在宅勤務の合間に、ちょっとクリーニングを出しに行ってこようと衣類を抱えて出かけてみたら、店が定休日だった悲劇に見舞われたなり。ぎゃふん。持って行った衣類をそのまま抱えての家路の虚しさよ。