読了:ロング・ロング・アゴー(新潮文庫)[重松清]

ロング・ロング・アゴー

ロング・ロング・アゴー

  • 作者:重松清
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2012年07月

最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよねー。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。

いいものあげる/ホラ吹きおじさん/永遠/チャーリー/人生はブラの上を/再会

子どもの頃の回想を中心として、大人になった今それを思い起こしてみるとというテーマの短編集。1話目と6話目はペアで過去と現在。子どもだって無邪気なだけでは生きているわけではなくって、思い出してみるとそこはなんだかほろ苦い。そして大人になって状況や考え方が変わっていい思い出として解決したかというとそういうわけではなく、子ども時代の連続の先に今の大人の自分はやっぱり成り立っているのだ。でもそれが人生だし生きていくうえでの深みになっているのかもしれない。

若干感傷的でなんだか湿っぽい話が多いが、基本的にはいい話系でまとめようとしてある。読後にはちょっとアッパラパーな痛快エンターテイメントを欲してしまう(個人の感想です)。

ロング・ロング・アゴー(新潮文庫)[重松清]
ロング・ロング・アゴー(新潮文庫)[重松清]【電子書籍】

読了:なんで僕に聞くんだろう。[幡野広志]

なんで僕に聞くんだろう。

なんで僕に聞くんだろう。

  • 作者:幡野広志
  • 出版社:幻冬舎
  • 発売日: 2020年02月

ガンになった写真家になぜかみんな、人生相談をした。恋の悩み、病気の悩み、人生の悩み。どんな悩みを抱える人でも、きっと背中を押してもらえる。webメディア・cakes史上最も読まれた連載の書籍化!!37コラムを選び、加筆修正。

「先の長くない友人のためにも、子供を産みたい」のウソ/批判と批難はまったく違う。批難の底にあるもの/コミュニケーション能力とはなにか/ファイティングポーズをとらないで勝ち得る恋愛など、ない/夢や目標を叶えられなかった人ほど「おまえには無理だ」という/ジャイアンが嫌い、ジャイアンのお母さんはもっと嫌い/「周囲の理解が必要」でも、すべて耐えなきゃいけないわけじゃない/ガン患者になんと声をかければいいか?/それは娘さんが非行にはしったのではなく、あなたの非行です/人が生きる理由〔ほか〕

著者は1983年生まれだから今37歳かな。34歳の時に多発性骨髄腫で余命3年の宣告を受けた写真家・狩猟家。ガンであることを公表するとSNSで悩み相談をしてくる人が現れ、読者相談人気コラム連載を持つようになり、それを書籍化したものが本書。いわゆる人生相談本。この著者のすごいところは、書きっぷりに悲壮感が全くないということ。そして嫌味のないユーモアにもあふれていること。そして言いたいことを言うんだけれども、説教臭さや道徳的な考えや世間体からの指摘は一切しない(むしろ「そんなの自分はする気はないし、相手も僕に相談するくらいだから望んでいないだろう」という感じ)。

著者の返答の基準はわりとしっかりとして揺らぎがない。人生における優先順位がはっきりとしている。まず自分、そして自分の息子(2歳。何よりも今後の世界を自分または妻よりも長く生きていくのだ)と愛する妻。自分や妻の親族に対しても、こういうことをしてくる彼らは自分の人生には不要で余計なおせっかいなので嫌いとはっきり書いている。

ぼくが守るべきものは彼の人生ではなく、ぼくの人生です。

だから相談者の相談内容もきっちりと読み込んだうえで、そこに偽善のにおいをかぎ取ればちゃんと指摘する。あなた(相談者)が優先すべきことは他人の思いではないと。そしてまた、自分の都合の良い解釈をしてしまっていることに気づいていないのであればそのこともきっちりと指摘する。そもそもが、相談者の悩みのほとんどは人間関係。人間関係であれば、身近な人に相談して自分で対処するしかないように思うが、人というのはそういうしがらみを知らないだろう人に相談しがちなのだ(知らないからこそ慰めてもらえると思っているような相談だってあるくらいだが、そういうところも著者は相談文面から読み取ってその甘さをきちんと指摘する)。そういうわけで「なんで僕に聞くんだろう。」なのだ。

「なんで僕に聞くんだろう。」というタイトルどおり、ぼくはいつもこの疑問の壁にぶつかっている。相談がくることに不満があるわけじゃない、人間関係がすでに構築された身近な人が親身になって相談にのってあげたほうが、ぼくよりも適任だと考えているからだ。

著者は自分が特別にできた人間だとはまったく思っていないが、相談されたからには(他人からであろうが)、息子から将来同じようなことを問われたとしたら、どう答えるだろうかという基準で返信している。どんな辛辣なことを書いても、そこにはやはり愛がある。これがこの人生相談が大人気になっている理由なのであろう。

幡野広志|note

なんで僕に聞くんだろう。[幡野広志]
なんで僕に聞くんだろう。[幡野広志]【電子書籍】

読了:大人のおむすび学習帳[たにりり/ツキシロクミ]

大人のおむすび学習帳

大人のおむすび学習帳

  • 作者:たにりり/ツキシロクミ
  • 出版社:キクロス出版
  • 発売日: 2019年09月

“自分にあうお米をさがせ!”“おむすびは手加減、ゆる加減”“適当に選んで最高になる具材”“ほめられる盛り付けの極意”-毎日が幸せになる30のコツ。

第1章 自分にあうお米をさがせ!(お米は「野菜」です / おいしいお米ってなに? ほか)/第2章 おむすびは手加減、ゆる加減(ご飯を正しく炊いてる? / これで完璧!ご飯のおいしい炊き方 ほか)/第3章 適当に選んで最高になる具材(おむすびは口中調味フード / 基本は引き算 ほか)/第4章 ほめられる盛り付けの極意(盛り付けは脳が決める / おむすび弁当の“新ルール” ほか)/第5章 「おいしい」という魔法の言葉(炭水化物は本当に敵なのか? / おむすびは太るってホント? ほか)

「生まれながらにして料理の上手下手の別なし。ただおむすびを学ぶか学ばないか、だ」

かわいいイラスト猫が語り部のおむすび雑学本(「食」とは何かを「おむすび」を通して見直そうという食育啓発本とも言える)。一応ストーリーらしきものがある。米屋のゆきちじいさんが、亡くなるシーンからはじまるのだが、ゆきちじいさんは「おむすびのすすめ」という自著(というかメモノート?)を飼い猫のシロに託す。シロはこの本を猫仲間の集会に持っていき、みんなで読んでいくという設定。おむすびにはどんなお米がいいのか、米の炊き方、どんな具がいいのか、盛り付けは?おむすびはダイエットに向いているのか?といった雑学的話題が猫イラストとともに紹介されていく。レシピ本ではないので、写真は盛り付けのところとかごく少数で、おむすび自体も大方イラスト。「おむすび」を通して学んだことをほかの料理にも応用してみようという漫画も挿入されている(「フレンチトースト」「まぐろの漬け丼」「ステーキ」「カレーライス」)。結論は「楽しいはおいしい、おいしいは幸せ」。そうか、おむすび作ってみるかな。

この本を読んで、おむすびを作ろうという気分になってくれたら、とても嬉しいです。でもあなたがお料理をしてもしなくても、ほんとうはたいして重要じゃない。大切なのは、毎日の食を楽しむこと。この本とおむすびがいくらかでも役に立つといいなと思っています。あなたの明日が今日よりすこし楽しくなりますように。

大人のおむすび学習帳[たにりり/ツキシロクミ]

置き傘

7月7日。七夕。年中行事は時々押さえるものの、あまり時事ネタを扱わないというか、時事の出来事があることさえも希薄である当サイトである。新型コロナの緊急事態宣言があったことなども、まるでなかったかのような。しかし、ラフは緊急事態宣言以降、解除されてもまだ原則在宅勤務が続いているのでありますよ。

で、本日、昼頃、職場より緊急作業依頼電話がかかってきまして、在宅環境からはアクセスできないネットワーク(セキュリティ上の制約)での作業をすることとなり、急遽午後から出社。出かけには雨がパラパラ振りかけていたので傘を持って出社。社内からしか接続できないネットワークとはいえ、作業自体はそれほど大変なものではなく、数分で終了。そのまますぐ帰ってもよかったんだけれども、まぁついでだからとほかの作業に取り掛かる(これらの作業は実は在宅でも可)。で、作業を終えて帰ったわけだけれども、帰ってから気づいた。「あ、傘を会社に置きっぱなしにしてきてしまった」

在宅の昨今、次に出社する予定はしばらく先だなぁ。梅雨時だけれども、まぁ外に出なければ問題ないか。

アースカラー(自定義)Tシャツばかりになってしまった

夏の普段着はTシャツが多い。自粛太りもあって、もう着られなくなったTシャツとかよれよれになったTシャツとかまとめてごっそり廃棄した。その結果残ったTシャツが以下の写真。

2020ラフTシャツコレクション
2020ラフTシャツコレクション

写真は明るめにとれているけれども、実際はもっと薄暗くて地味で色濃い目でお世辞にもきれいな色とは言えないものばかりが残ってしまった(すべて無地)。ちょっとこのパッとしなさ加減にうんざり。せめて「アースカラー」だと強がってみようかと思ったけれども、アースカラーってもっと緑系とか青系とかきれいな色が含まれているんだね。(これではただの土色とか枯葉色だよ)

wikipediaの「アースカラー」の項
アースカラーのカラーチャート

まぁこのご時世外に出る機会はほぼないし、家の普段着だったら、まぁいいか。気分は明るくならないけど。あ、でもたまにでも外に出るときはこのTシャツ着ていかなければならないのか。あんまり自分の気に入っていない服を着るっていうのも精神衛生的によくないのかもね。新しいTシャツ買った方がいいか。

読了:おむすびでやせる本[小澤 幸治]

おむすびでやせる本

おむすびでやせる本

  • 作者:小澤 幸治
  • 出版社:自由国民社
  • 発売日: 2016年11月25日

やっぱりご飯が好き!なあなたにーおむすびは最高のダイエット食です。女子ボクシング世界チャンピオンを育成した減量のプロが、21日間お米を食べてやせる方法をやさしく教えます。

第1章 やせたいなら米を食べよう(あなたを待ちかまえる糖質ダイエットの「落とし穴」/ダイエットの大原則はやっぱりカロリー理論! ほか)/第2章 おむすびはダイエット食(日本人の理想的な栄養バランスをご存じですか?/なぜ「米」がベストなのか? ほか)/第3章 「21日間プログラム」おむすびダイエット(医師もアスリートも実践する21日間生活改善プログラム「おむすびダイエット」/RULE1 女性は1500キロカロリー男性は1800キロカロリー ほか)/第4章 6つの簡単エクササイズ(あわせてやりたい!日常生活でできるエクササイズ/パンチを打たなくてもボクサー体型!5秒で効く内またひねり運動 ほか)

いわゆるダイエット本。世間の例にもれず籠り太りで身体が重いったらありゃしない。なんとかしたい、でも運動はしたくないし、つらい摂食制限とかしんどいのは嫌。というわけでふと目についた本書を手に取ってみた。元プロボクサー、現在はボクシングやジムのトレーナーをしている著者による、日本人に合った健康的でストレスをためないダイエット方法の実践方法。

流行りの低炭水化物、糖質制限ダイエットは確かに痩せるかもしれないけれども、効果は一時的になりがちで、肉体的精神的な面ではほぼ苦行であることから述べはじめる。食べてはいけないとか、おいしくないものを食べ続けるとか、食べる順序に気をつけるといった面倒な約束のあるダイエット方法は、苦行が好きな人にしか勧められない。空腹のつらさは元プロボクサーだけにストレスが強烈なことが実感として伝わってくる。

というわけで、面倒な手順や理論ではなく、原点に立ち返ったカロリー計算のみによるダイエット方法だ。要するに摂取カロリーを消費カロリーより抑えればいい。日本人にとって炊き立ての白米というのは特別な満足感を得ることのできる優れた食材なので、これを食べやすく個数で管理しやすいおむすびという形でうまくいかすのだ。方法は簡単。まずBMI値から1日のだいたいの消費カロリーを求める。それの9割を上限摂取カロリーとする。そしてその摂取カロリーのうち8割をおむすびにして、残りの2割は何を食べてもOK。例えば、身長172cm体重80kgのサラリーマン男性なら、1755キロカロリーが上限摂取カロリー。このうち1404キロカロリー分をおむすびで摂取(だいたいおむすび7個分)。残り351キロカロリーは、好きな食べ物で摂取。ビールを1本飲むときは、おにぎりの個数を1個減らすとかの調整も簡単。また急激な血糖値の上下を防ぐために、一日3食ではなく、一日4回以上に分けておにぎりを食べるのがおすすめと。砂糖入りのコーヒーや紅茶もOKとは。あとは、軽い運動(最後のほうにおまけのようにいくつかエクササイズが紹介されている)や、心配ならサプリで補うなどしてもいい(その場合もどういうサプリがいいかも提案されている)。それをとりあえず21日間続ける。そうすると食習慣や体質なども変わって、リバウンドすることもなく健康的な生活をその後も続けていけるよと。このダイエット法を知ったら「なるほど、今度やってみよう」ではなく、いまこの瞬間に「やろう」と決断してくださいと締めくくられる。

サクサク読めて、これなら自分でもできそうとか思っちゃうね(こんなこと言っている時点で「なるほど、今度やってみよう」組)。

おむすびでやせる本[小澤 幸治]

僕はやっぱり英語ができない – 「私は会社を代表する女なのよ!!」

ただ単に「英語を勉強する」ったって何をすればいいのかわからないので、とりあえず TOEIC L&R に向けてぼちぼちやっているわけでありますよ。あいかわらずリスニングは何をおっしゃっているのかわからないことはなはだしい。最初は分からなくても2~3回繰り返し聞いてようやく何の話をしているのか分かってくるくらいにはなったけれども、試験本番は1回で聞き取らないとダメなのよね。それはまだ無理。

瞬発力を要求されるPart2(一言に対する最も適切な応答を選ぶ問題)はほぼお手上げ(このPart2が一番苦手)。Part4(話者が一人のアナウンス系)は、たいてい最初に話者の自己紹介や状況説明から始まるから取り組みやすい。一方でPart3(話者が2~3人。いわゆる会話)は、いきなり話が始まるから状況がしばらく理解できないことが多い。特に第1声が聞き取れたかが勝負になる設問があると、Part2同様全く対応できない。

さて、本日はPart3(会話問題)のある例題に取り組んだ。話の内容はだいたい以下のとおり(詳しいところは端折った日本語によるあらすじ)

男:頼まれていた仕事は終わったよ。ほかに手伝えることない?
女:ありがとう。じゃ、これもやってくれるかしら?
男:もちろん。他にもやることがあるなら、頼んでくれていいからね。
女:大丈夫よ。あなたのおかげで準備はほとんど終わってるから。

「問1:男性が終えたことは何ですか?」もちろん、最初の発言が聞き取れていないので「頼まれていた仕事」が何かわかるわけがない(上のダイジェストには書いていないが元の英会話では当然何を終えたか言っている。でないと問題になるわけがない)。

設問にはなっていなかったけれども面食らったのは最後の発言。「I’m almost done with the preparations.」だったのだが、自分にはこう聞こえたのだ「I’m a woman ウニョウニョ ウニョration.」。「私は女性よ」?そんなこと言うシチュエーションだったか?とか動揺している間に直後は聞き取れなくなって、なんとか拾った文末「ウニョration」を、職場の話だからきっと「corporation」とかに違いない。うん、そうするときっと「私は会社を代表する(くらいできる)女なのよ」とかいうことを言っているんだろうなぁ、直前に「大丈夫よ」とかも言っているし。さすが自己主張の強い欧米圏の人だとか思ったわけ(直前の「あなたのおかげで」なんて発言はすっかり忘れている)。中途半端に聞き取れなかった時は、それを補おうとしてこういう突拍子もない妄想大爆発だよ。

それにしてもこの男性、隙あらば女性に「手伝えることは他にない?」と執拗に繰り返すなぁ、同僚に対するもの以上の特別な好意でも持っているのか?(ラフが冷たいだけ?)

読了:Javaによる関数型プログラミング[ヴェンカット・サブラマニアム/プログラミングシステム社]

Javaによる関数型プログラミング

Javaによる関数型プログラミング

  • 作者:ヴェンカット・サブラマニアム/プログラミングシステム社
  • 出版社:オライリー・ジャパン
  • 発売日: 2014年10月

Java 8新機能のラムダ式や、Stream APIの特徴を、コンパクトに解説!考え方、API、設計、そして遅延評価や再帰を詳述。

1章 Hello、ラムダ式!/2章 コレクションの使用/3章 文字列、コンパレータ、フィルタ/4章 ラムダ式で設計する/5章 外部リソースを扱う/6章 「遅延させる」ということ/7章 再帰の最適化/8章 ラムダ式で合成/9章 すべてをまとめて/付録

あんまり仕事関係の本は記録に残していないんだけれども。プログラミング言語としてJavaを使う開発現場から遠ざかってかなりたつ(たまにちょい使い程度はあったけど)。ちょっと自分の中の情報をアップデートしておかなければならないと思って、Javaの勉強を。現場から離れる直前にリリースされたのがJava5だった。そこから今やJava13だって?すっかり置いていかれちまっているぜ。この間でもっとも変わったのはJava8なんだろうな。Java8で導入されたラムダ式を見て、そうかJavaも関数型を使えるようになっていたのかとは思ったものの、「なんとなくこんなもんか」程度ですませていた。ところが、どうやらラムダ式はStreamと一緒に使うとステキなことが多いらしくて、それなのに自分にはこのStreamというものがいったい何者なのかが全く分からない。コードを見ても何をするものなのかが今一つよくわからない。というわけで、そのものずばりが副題に付いている分かりやすそうな本を見つけたので読んでみた。

本自体は薄いんだけれども、実際にどれだけ強力な武器をJavaは手に入れていたのかがよくわかった。ある課題をこれまでの(Java7までの)手続き型で組むとこうなるよねというコードがまず示される(自分もこう実装するはずだ)。で、そこからラムダ式とStreamを使ってリファクタリングをしていく過程をコードとともに示していく。おぉ、なるほど、活用できればシンプルでエレガントに表現できるかも。確かにこれはJavaに対する世界観が変わるな。何年も前から世の中そんなことになっていたとは……(この本が2014年だもんね)。

Javaによる関数型プログラミング[ヴェンカット・サブラマニアム/プログラミングシステム社]