僕はやっぱり英語ができない – 「私は会社を代表する女なのよ!!」

ただ単に「英語を勉強する」ったって何をすればいいのかわからないので、とりあえず TOEIC L&R に向けてぼちぼちやっているわけでありますよ。あいかわらずリスニングは何をおっしゃっているのかわからないことはなはだしい。最初は分からなくても2~3回繰り返し聞いてようやく何の話をしているのか分かってくるくらいにはなったけれども、試験本番は1回で聞き取らないとダメなのよね。それはまだ無理。

瞬発力を要求されるPart2(一言に対する最も適切な応答を選ぶ問題)はほぼお手上げ(このPart2が一番苦手)。Part4(話者が一人のアナウンス系)は、たいてい最初に話者の自己紹介や状況説明から始まるから取り組みやすい。一方でPart3(話者が2~3人。いわゆる会話)は、いきなり話が始まるから状況がしばらく理解できないことが多い。特に第1声が聞き取れたかが勝負になる設問があると、Part2同様全く対応できない。

さて、本日はPart3(会話問題)のある例題に取り組んだ。話の内容はだいたい以下のとおり(詳しいところは端折った日本語によるあらすじ)

男:頼まれていた仕事は終わったよ。ほかに手伝えることない?
女:ありがとう。じゃ、これもやってくれるかしら?
男:もちろん。他にもやることがあるなら、頼んでくれていいからね。
女:大丈夫よ。あなたのおかげで準備はほとんど終わってるから。

「問1:男性が終えたことは何ですか?」もちろん、最初の発言が聞き取れていないので「頼まれていた仕事」が何かわかるわけがない(上のダイジェストには書いていないが元の英会話では当然何を終えたか言っている。でないと問題になるわけがない)。

設問にはなっていなかったけれども面食らったのは最後の発言。「I’m almost done with the preparations.」だったのだが、自分にはこう聞こえたのだ「I’m a woman ウニョウニョ ウニョration.」。「私は女性よ」?そんなこと言うシチュエーションだったか?とか動揺している間に直後は聞き取れなくなって、なんとか拾った文末「ウニョration」を、職場の話だからきっと「corporation」とかに違いない。うん、そうするときっと「私は会社を代表する(くらいできる)女なのよ」とかいうことを言っているんだろうなぁ、直前に「大丈夫よ」とかも言っているし。さすが自己主張の強い欧米圏の人だとか思ったわけ(直前の「あなたのおかげで」なんて発言はすっかり忘れている)。中途半端に聞き取れなかった時は、それを補おうとしてこういう突拍子もない妄想大爆発だよ。

それにしてもこの男性、隙あらば女性に「手伝えることは他にない?」と執拗に繰り返すなぁ、同僚に対するもの以上の特別な好意でも持っているのか?(ラフが冷たいだけ?)

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