朝、まな板のトントンというリズミカルな音で目が覚める

Rは料理が好きだ。「息をするように」ねぎを刻む。ねぎを刻むことくらいなんだと思うかもしれないが、ラフはそんなフットワーク軽くねぎを刻むという行動がとれない。そもそもねぎを常備していない。なのでこういうRはすごいやつだと思っている。

さて、朝包丁で刻むまな板のトントンという音で目が覚めたという類の定番(=お約束)表現がある。うん、朝目が覚めることの表現なんだと分かるが、実体験としてそういうことが自分にあったかというと、日常にはこれがないのだ。

思い返してみれば、実家にいたときは朝ごはんはパン食、トーストなのである。自分にとって朝食事の用意で起こる音は、トースターの音であり、バター(うちはマーガリンだったが)をトーストに塗る音であり、スプーンでかき回すカップの音だ。

最近Rが台所で何か刻む音をよく聞く。そうか、まな板包丁の音が生活の一部ってこういう感じなんだなぁとしみじみと思う今日この頃。

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