読了:「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる [ 立花岳志 ]

情報化社会を幸せに生きるハウツー本というか、全体的に多幸感あふれるキラキラ人生指南書。ちょっとまぶしすぎる。

好きなことを仕事にしてたくさんのお金を稼ぎ、多くの人の幸せに貢献して心身ともに豊かに満たされて生きる人生

こういう人生を目指して生きてみませんか?というのだ。「好き」というか自分の興味のあることをブログを通して発信し続け、セミナーや勉強会を開き、やがて本を出版、人脈が広がり、お金も儲けられる。そして稼いだお金には感謝しながらより高みに向けて活かし充実した人生を送る。著者が成功してきたルートと経験を紹介して、僕みたいになりたくないですか?という。価値観の相違なんだろうなぁ、それはそれで幸せだろうけれども、それ以外にも幸せの道はあるよなぁ、というのがラフの感想。

科学的根拠などはないのです。でもこれが、宇宙の法則なのです。

こうまで言われちゃうと、ちょっと宗教がかってちょっとね。

「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる [ 立花岳志 ]

学術用語の英語式発音

酸性やアルカリ性の指標である、「pH」を「ペーハー」って呼ぶことを高校のころ習わなかった?でも、大学の専門課程の実験なんか始めるころになると「ピーエイチ」と読むようになる(実際に教官からそう指導もされた)。自分の専攻していた分子生物学ではやっぱり英語が共通言語で(当然論文も原則英語)、ドイツ語由来の「ペーハー」という読みはしなくなるのだ。

大腸菌の学名は「Escherichia coli」なんだけれども、学名はラテン語由来なので「エシェリキア・コリ」と読む(ラテン語はローマ字読みでOK)。ま、長いので多くの場合「E. coli」と略して「イーコリ」と読む。授業とかでも「イーコリの場合は~」とか普通に言われる。これを英語圏の人(特にアメリカ人)だと「イーコーライ」と発音する。