ラフはとんでもない物を作っていきました。見た目が悪くたいしておいしくもない水っぽいカレーです。

冷蔵庫に、いい加減使い切らなきゃならないキャベツとナスが野菜室に鎮座されていらっしゃいました。ま、適当に炒めてカレー味でもつけとけばビールのつまみにもなるかと思い始めて作業を始めたわけだ。思い付きなのでレシピなんてものはまったく見ずになんちゃってで作業を始めたのだ。「あ、そういえば豆腐も使い切らなきゃ」と思い出し、ひょっとしてカレー味の豆腐チャンプルー風のものができるんじゃないかと。さらに冷凍庫のストック野菜を調べてみると霜付けになってしまっている冷凍シメジもあるじゃないか。とにかく切り刻んだ野菜と崩した豆腐を入れて炒め始める。

そしたら、火加減が強めだったため「あぁ、このままだとキャベツが焦げそうだ」となってきて、なぜかこういう時は料理酒で何とかするラフは、怪しい目分量で少な目なはずの量をぶち込んでみたら、そのうち野菜や豆腐や冷凍シメジからも大量の水分が出てきて、なんだかスープみたいな事態になってきてしまった。でもカレー粉を使うと一度決めたラフは融通が利かないので、そこにカレー粉をぶち込む(他にも多少の調味料は加えている)。

出来上がったものは、なんだか見た目が微妙に嘔吐物に似た(崩した豆腐が大貢献)、それでいておそろしく水っぽいカレーが出来てしまった(カレーというほどのとろみもないのだが、スープカレーでは絶対にない代物)。そんなにおいしいわけではないが、なんとか食べられないこともないというカレーが鍋いっぱいにできてしまった。

こちらの記事もぜひ!!