缶切りをたずねて

昨年末に圧力鍋を買って以来、米を炊くのは炊飯器から圧力鍋へと全面シフトした。すっかり米を炊くことにはまってしまっている。さて、本日はとうもろこしご飯を炊こう。そうは言っても飯は炊くが料理が得意と言うわけではないので、とうもろこしは缶詰を使う。さて、米をザル上げまでしたところで、コーン缶がプルトップ式ではなく缶切りが必要なことに気付く。ええと、確か缶切りはあそこにあったはずと探すものの、見つからない。どうしようか、普通に白米で炊いてしまおうかどうしようか迷ったものの、「ええい、缶切りを買ってこよう」と家をあとに。とりあえずはコンビニと思って一番家に近いFに行ってみたのだが在庫無し。観念して白米を炊くかと再び思ったものの、そういえば新しく7が駅近くに出来たはずと思い出して足を伸ばす。イエイ無事缶切りゲット。店舗面積ではF>7だけれども、7の方が欲しいもの見つけられたぜ。と、自分内7株上昇。コーン缶開缶の儀を執り行い、無事にとうもろこしご飯を炊き上げるミッションクリア。あぁ、なんてとりとめのない本日のarticleであることよ。

夜中に台所で

夜中に台所で僕は炊き込みご飯を作ろうと思った。だが、鶏肉を解凍していなかったので、タンパク質無しの「かやくご飯」を炊く。これで今週の弁当も準備万端。最近学んだこと。いったん調理したゴボウを冷凍すると、それを解凍したときにスカスカの繊維というか筋の塊と化してとても残念な思いをする。

雨が降るのは梅雨だから

雨降りの日曜日。そうだ梅雨なんだと思い至る。それにしても朝からずっと眠い一日。そんでもって咳が出てちょい苦しい。熱はないので風邪ではないのかな。というわけでRに甘えて食事以外は終日寝ていた。喰っちゃ寝な生活。ありがとうR、世話かけるね。

肉祭り飲み会

晩R邸にて宅飲み会。とにかく肉尽くしのメニュー、豪華なタンパク質祭り。こういう料理を続々と振舞えるってのはやっぱりすごいと思うのだ。そしてRを慕って集まってくるメンバーがまた楽しい。こういう飲み会は楽しいね。あまりにも楽しかったのでちょっと飲みすぎたかも。途中で寝てしまったよ。

給与賞与のエトセトラ

今月の給与明細を見てみると、いつもよりちょっとだけ多いんだけれども、なんで?残業をそんなにした覚えもなくよく分からないけれどもとりあえず「やった!!」と思って、よくよく見てみると定期代が含まれていた。やばいやばい、使い込んでしまうところだったぜ。

なんだって、ニュースによるとこの夏のボーナスの平均が90万とか?誰がこんなに平均を上げてるんだよと恨み節。

読了:サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ]



ゲイツもザッカーバーグも推す、今読んでおきたいビジネス書ランキングにも入ってくる、巷で話題のユバル・ノア・ハラリ著・柴田裕介訳「サピエンス全史」上下巻を一気に読了。うん、確かに面白かった。こんなにもわかりやすい言葉で(翻訳もすばらしい)、発想の転換、既存の価値観を疑うことを読者に体験させるとはものすごい読み物だ。全史とあるけれども歴史を詳述したものではなく、ホモ・サピエンスが認識革命により想像上の概念を扱えるようになり、実体のないもの、コミュニティ、国家、宗教、イデオロギーとともに時代をたどってきた様を述べる。貨幣さえも「信用(クレジット)」に支えられているのだ。最後にはそんじょそこらのSFなんてものを超越した、今後のサピエンスの行く末は、もはやサピエンスという種(生命)を超えた存在に至るかもしれないという驚きの着地。これをこんなにもわかりやすく、しかも具体例を挙げて説明しているんだから見事としか言いようがない。一読を強くお勧めする。

個人的には上巻が際立って面白くて、下巻に入ると、あぁこの話は知っているけれどもなるほどそういう見方をするのね、で結論はそんなところに落ち着いたかという感じ。まぁ、結論は想像の域を出ていないけれどもね。それは分からないといいながら次の段ではそれを事実として話を進めるなど一部牽強付会なところもある。「既婚者が独身者や離婚した人たちよりも幸せであるのは事実だが」って「事実」なんだ(笑)。一番残念だったのは、キーワードでもあるサピエンスの「幸福」の定義があいまいなことかな。何をもって幸せというのか、もちろん著書の中でそれは一概には決められないと言い、「幸福度」を調査したレポートの紹介はあるけれども、あなた(=著者)が言うところの「幸福」とか指標としての「幸福度」ってなんやねんとつっこみたい。

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ]
サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ]

流血の惨事、漏水の疑惑

昼頃、上腕にできたカサブタがかゆかったので、いじっていたら思わずひっぺがしてしまった。痛くはないけれども滲み出す血。上腕ったら半袖といえどもワイシャツの袖の下なわけだよ。そこに思いっきり滲む血を吸わせてしまった。赤ワインでもはねたかのようなシャレた汚点とでもしておこう。

帰ったら今度は、水道局からの緊急通知で「漏水」の可能性があるとのこと。水道を使用していないのにメーターが回り続けているうえに、今回の使用水量が前回の使用水量の倍以上になっている。大家さんに相談したりしているうちに、S吹奏楽団リハ休んじまったよ。

何でも出来るシステム=何にも出来ないシステム

「あったら便利かな」と想定する機能は、まぁ使われないと思っておいたほうがいい。まずはユーザがどういうことをしたいのかを調査すべきで、それを実現するために必要となる優先順位の高いものからきちんと設計実装すべきだ。使われることのない機能の設計実装なんて無意味。「何でも出来るシステムは何にも出来ないシステム」ということは肝に銘じておかなければならない。

カミングアウト考

ラフは基本的に自分がゲイであることをカミングアウトしている。とはいっても、積極的にカミングアウトしているわけではなく、聞かれれば否定はしないっていう消極的カミングアウトだ。カミングアウトはそれはそれは大変な決心が必要だし、実際に行動することはさらにものすごく障壁が高いものだとは思う。けれども、カミングアウトしたからって何らかの問題がなくなったり解決したりするわけではないし、ましてやカミングアウトしているっていうことがゲイである自分を受け入れていると言うことでは全然ない。何度か書いたけれどもラフが過去をばっさり切り捨てているのは、カミングアウトしていない頃の自分と向き合う勇気がまだないってだけのことなんだし。だからカミングアウトするしないはそれぞれの置かれている状況において判断すればいいだけのことだと思う。しないのも自由だ。することがすばらしいなんて、そんな単純明快バカな考えにはまったく賛同できない。ただ、カミングアウトをしても問題にならないような社会にはなっていって欲しいとは願っている。

底値表

Rとはよく買い物デートをする。Rの脳内にはおおよその底値表が入っている。それをもとに買い物を進めていく様を見るたびにすごいなぁと思っている。ラフの頭の中には底値表などない。ラフの方がよっぽど財布のひもをきちんと締めておかなければならないはずなのに。