エレベータの開閉ボタンのピクトグラムってわかりにくくない?

 世の中への個人的な不満を垂れ流すブログに成り下がっております。いや、決して対象物を貶めようとかそういう悪意を持ってやっているわけではなくて、こうなっているとより良くなるんじゃないかなぁという希望的な将来を見据えて、現状の問題点を指摘しているつもりです。具体的にこうしろとかあんまり提案してないけど……。

 今日のお題は「エレベータの開閉ボタン」です。よく三角形を組み合わせたピクトグラムで表現されているの見かけない?あれわかりやすい?ラフは初めてのエレベータだと一瞬どっちがどっちだっけ?って迷うことがあるよ。本来一瞥してすぐ何を意味するのかがわかるのがピクトグラムの役割じゃないの?なのに、なぜエレベータの開閉ボタンにこのわかりにくいピクトグラムを採用することが多いのだろうか?エレベータって法令上も安全確保に厳しい設備なわけじゃない、それがこんなことでいいのか?

エレベーター 開閉ボタン 三角形 – Google 画像検索

エレベーターの「開閉ボタン」を押し間違える人のイラストに共感の声!ピクトグラムは間違いやすいとの研究も – IRORIO(イロリオ)

 ■ケース1
 うちの職場は最近テナントが増えて、朝の出勤時に1階ロビーにエレベータ行列が出来ております。どうしたって、エレベータに乗り込んだ後も人々がいくぶん殺気立ってしまうのは避けられない。しかも各階で停止されるとなると、さらに上階へ向かう人たちのイライラ度もますます上がってしまう感じ(自分の職場は結構この建物の上階の方)。降りるときは「すみません」と人をかき分けそそくさと逃げ出すようにする人が多く、また操作盤の近くに陣取ってしまった人は降りる人がいなくなったとみればすぐさま「閉」ボタンを押すのが礼儀みたいになっている。「閉」ボタンと書いたけれども、例によって三角印を2つ組み合わせたピクトグラムによるもので、「開」と「閉」を表現したボタンが、同じ大きさ、同じ色で横に並んでおります。「閉」と思って押し続けたボタンが「開」だった時は、俺はこのまま人々の冷たい視線でにらみ殺されるのではないかと思うくらいです。

 ■ケース2
 自宅の最寄り駅に最近バリアフリー化の一環としてエレベータが新たに設置された。後付けのエレベータなので、その出入口には改札からすぐエレベータがあるのみ、階段などはない。1台のエレベータしか使えないホーム直付けの改札口なのだ。先ほど、そのエスカレータを利用したのだが、一緒に乗った方が、一生懸命「開」を意味するピクトグラムボタンを連打して、扉がいつまでたっても閉まらないことに狼狽されていた。

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