二万体の検死・解剖を行なった、元監察医が解き明かす「死のメカニズム」!
65万部を超えたベストセラー『死体は語る』の著者、上野正彦が
死にまつわる常識・迷信・疑問を一刀両断!
●「笑い死に」はあり得るのか
●カラオケで死ぬかも……
●人間の体温の限界は?
●凍死者が裸で発見される理由
●泳げる人でも溺れるのはなぜ?
●人はニオイで死ぬのか
●絞殺は首つり自殺に偽装できるか
●ゴルフ場で死者が多いミステリー
「こんなことで死んでしまうの!?」と言いたくなるような日常にひそむ死の危険から、
生と死の境界線、意外な死の真相、死の医学までを徹底解説!
「知っておけば死なずにすんだのに……」
「人体はどこまで耐えられるのだろうか……」
知っているようで意外と知らない、「こんなことで死なない」ためのトリビアを気楽に学べる一冊!
第1章 日常にひそむ死の危険(ゲップを我慢して死ぬー胃が膨らんで心臓を圧迫する/菓子の小さなかけらで死ぬー喉にものが詰まると意識を失う ほか)/第2章 生と死の境界線(呼吸停止の限界は?-理論上の限界は八分だが…/心臓停止は何分なら大丈夫?-電気ショックは心臓が完全に止まる前に ほか)/第3章 意外な死の真相(水に落ちても人は死ぬのかー水面がコンクリートに変わる/なぜ泳げる人でも溺れるのかー水の中で方向がわからなくなる ほか)/第4章 死の医学(首つりの死因は窒息死ではない?-気管が絞まるか、血管が絞まるか/首つり自殺と絞殺の違いー偽装工作は一〇〇%不可能 ほか)
ヒトの死にまつわるトリビア集。上野正彦の過去に読んだいくつかの著書はおもしろかったけれども、これは「あぁそうですか」って程度。エピソード的におもしろいものが紹介されるわけでもなく、ヒトはこういう場合にこう死ぬよっていう原理原則の話が分かりやすく綴られているだけで深みがない。ざっと読んでおけば十分かな。
■ 人は、こんなことで死んでしまうのか!(知的生きかた文庫)[上野 正彦]
■ ヒトは、こんなことで死んでしまうのか(ヒトは、こんなことで死んでしまうのか)[上野正彦]【電子書籍】
こちらの記事もぜひ!!
- 読了:鹿男あをによし(幻冬舎文庫)[万城目 学] (2025年5月31日)
- 読了:言語学バーリ・トゥード Round 1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか[川添 愛] (2022年3月16日)
- デオキシリボ核酸 (2018年5月30日)
- AI幻想 (2018年10月18日)
- 米原万里を再読中 (2017年3月15日)