日帰り京滋の旅

 実家の両親ともに入院中(同じ病院に)。見舞いがてらに日帰りで京都大津の旅。東京と横浜を合わせて「京浜」とか、京都と大阪を合わせて「京阪」とかいうように、京都と滋賀を合わせて「京滋(けいじ)」といういい方があるのだ。

wikipediaの「京滋」の項

 新幹線で京都駅に。いやはやこの外国人観光客の多さはすごいなぁ。とりあえず、午前中は京都で一番好きな場所「京都府立植物園」に向かう。京都駅から市営地下鉄で北山駅まで向かう。北山駅出口が植物園の北山門(実は裏門)に直結している。

京都府立植物園 Kyoto Botanical Gardens/京都府ホームページ

 園内に入ると、セミの声。あぁ、そうだ子供のころから夏休みの音って言えばこの音だったよと懐かしく思い出した(東日本とはセミの生態系が異なる)。

 それにしても、午前中だというのに、京都の夏は風が吹かずじりじりとひたすら暑い。

京都府立植物園温室
京都府立植物園温室

 食虫植物展、朝顔展、鴨川の帰化植物展と堪能。帰化植物展は写真パネル展示だったんだけれども、職員と思しき年配の女性が京都弁で解説していてはんなり。

 それから大津へ移動。昼ご飯は、ちゃんぽん亭総本家のちゃんぽん。この近江ちゃんぽんというものは、いわゆる長崎ちゃんぽんとは別物。魚介だしのあっさりやさしい中華麺とでもいいましょうか。

ちゃんぽん亭総本家
ちゃんぽん亭総本家

 自分がまだ実家にいたころ(かれこれ四半世紀前)は大津にはまだ店舗展開していなかったので知らなかったんだけれども、最近Rとテレビ番組を見て知った次第。

ちゃんぽん亭総本家 | 創業昭和三十八年の近江ちゃんぽん専門店

 それから両親が入院している病院へ見舞いに。病院は実家のすぐ近所なので、実家まで郵便物を取りに帰ったり、両親のための買い出しをしたり、それから母からの説教を聞き流したり。それにしても、自分が実家を出たときに比べると両親ともどもすっかり年老いたなぁ、なんかもうそうとうに老人になってしまったんだなって思わずにはいられなかった。

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