稀によく見る

あるIT技術者がブログに「稀によく見る」と書いていた。「まれなのかよくなのかどっちだよ」と思うかもしれないが、これは意図されて書かれている。この著者は「稀によく見る」という一見矛盾をはらんだ表現をわざわざ選択していることがわかるからだ。言いたいことはこうだ。

「(まぁしょっちゅうあっては困るから、見かけるにしても)稀に(見かける程度のことであって欲しいのに、なぜか)よく見る(。まったく困ったもんだ)」

おそらくIT技術者ならだいたいの人がこうとらえるはずだ(最後の「困ったもんだ」まで含むところがポイント)。業界的には共感を呼ぶ「わかりみMAX」(<今どきの言葉を使ってみた)表現。

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