「ネット文化」が浸透して、目にする文章に誤字脱字が多いことにうんざりするようになってきた。さすがに誤変換はあまり見なくなったが、「てにをは」の間違いや抜けは目に付く。とりわけ大手マスコミ関係の情報源だと「それはまずくないか?」と思う。その間違いを正して読むことは前後から推測できるにしても、そういう文章に頻繁にさらされるということは「そういう文章(の間違い)でも許される」という雰囲気を醸成してしまう可能性を危惧するのだ。「完璧な文章、間違いのない文章」とまでは言わないまでも(書くことを生業にしている人はこれを目指すべきだとは思う)、「出来うる限り間違いは減らす方がよい」がせめてもの、少なくとも表にさらす文章の原則であって欲しいと思う。(最後の方でかなりくどい言い回しをあえて使っている点に、自戒の意もこめてます)
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