A 基礎編120問(文の構造/時制・態/否定/助動詞・不定詞/動名詞・分詞 ほか)/B 難問編30問 正答率20~70%/C 超難問編10問 正答率20%未満/D 活用編30問
読んでいて苦しくなった。大学受験の頃の英文和訳問題ってこんな感じの文ばっかりだったようなことを思い出してしまった。
扱われているのは当然日常会話ではなく、文学や評論、契約書など。「ん?どういうことだ?」と引っかかる骨のある英文ばっかり。案の定ラフはことごとく誤訳したよ。まったく反対の文意にとっていたり、何を言っているのかまったく意味不明だったり、中には文の構造がこれっぽちも押さえられていないものまで(主語はどれ?動詞はどれ?この節は何?)。
解説では、どこで引っかかるかが丁寧に解説されている。英語は左から読んでいくって習ってはいてもそれがどういうことか全然分かっていなかったんだなぁ。知的エンターテイメント(頭の体操)としてもなかなか面白かった。
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