「レオン」 The Professional

とにかく評判のいい映画である「レオン」を実はまだ見たことがなかったんだよね。Rにも薦められて一緒に見た。評判いいのが分かったよ。なんていうか殺し屋の話なのに優しさに心震える。ジャン・レノが演じるこのレオンと言う殺し屋を愛さない人がいようか。マチルダを演じるナタリー・ポートマンの子役ながらに存在感抜群の演技に惹かれない人がいようか。

ラフは単純に映画を消費する側なんだけれども、Rの視点は作る側にもあることがおもしろかった。

LA LA LAND

アカデミー賞が発表されましたね。「ラ・ラ・ランド」が監督賞に主演女優賞。作品賞は「ムーンライト」だけれども、手違いで最初は「ラ・ラ・ランド」と発表されてしまったらしいね。

というわけで、「ラ・ラ・ランド」見てきました。往年の名作へのオマージュがそこかしこに溢れた映画ファンにはたまらない作品。大枠はミュージカル「パリのアメリカ人」「シェルブールの雨傘」を足して2で割った感じ。ミュージカル作品として期待するならば前半だけかな。確かにオープニングからこの映像はとびっきりワクワクするよ。後半はお互い夢はつかんだけれどもそれぞれの道を進み始めちゃったんだよねってほろ苦い恋の思い出に落ち着く。悪くはないけれども、期待したほどではなかったかなってのが正直な感想。

アウェイでチャック全開でチューリングマシンの日曜日

昨晩早く寝たもんだから、朝4時には目が覚めていた日曜日。

午前中アウェイでアンサンブルリハ2回目。前回よりも大分曲の見通しが良くなった。なんとかなる気がする。練習後にトイレに行ったら社会の窓がずっと全開だったことに気付く。オーマイガー!気付いたけれども指摘しなかった皆さん、優しさをありがとう。

午後は雨降ってきたので家で映画「イミテーション・ゲーム」を鑑賞。ITを生業としているものとしてアラン・チューリングを知らないわけにはいかないよね。今日のコンピュータの原型を作った人ね。ま、彼が同性愛者だというのはよく知られていることで、映画でもそのことが描かれているけれども、多分に脚色演出されている。別にそのことを悪いとは思わないよ。エンターテイメントとしてきちんと成立させた脚本は見事!

カリオストロ

MX4Dのカリオストロの城を見てきたよ。MX4Dは初体験でまぁ面白いとは思ったけれども、作品に集中できなくてちょっとなんだかなぁって感じだった。いい作品だからなおさら。

クリスマス

wish you a merry christmas!!

豚の角煮なんか作って、日本酒ちびちび、映画を見ながら一人クリスマス。以前映画館で見たはずなのだが、そのときは最初から爆睡してしまった「ダ・ヴィンチ・コード」を見たのだが特に衝撃もなく西洋世界史、キリスト教の歴史の表面をさらっとなでただけのくだらない駄作ミステリーだった。これだったら本物の歴史ドキュメンタリーとかの方が断然面白い。おそらく原作の小説は手に汗にぎる面白さなのかもしれないが、映画化したのは失敗なんじゃないの。

そういえば今日は有馬記念だったか。

この夏の映画

この夏見た映画は「シンゴジラ」「君の名は。」「怒り」と一応はやりものは押さえたつもり。どれもそれなりに満足。とりわけ「怒り」がすごいものを見たなぁという感じ。ただ自分の中で消化しきれていなかったり理解不足な部分もあって、原作にもあたっておいたほうがいいかなとかは思っている。

シン・ゴジラ

やたらと評判のいいシン・ゴジラ見てきた。単なる怪獣映画ではなかったよ。これは東日本大震災を踏まえた危機管理映画だね。でもって、復興への希望は人間への信頼と可能性によるものだというメッセージと受け止めた。失笑するシーンも多かったが、現在の邦画の表現に対する一種の挑戦ともとらえられるわけで、その分見る価値は大いにありかと。エヴァンゲリオン的な効果が結構活きていたよ。