ドレミの歌

今日は埋め込み多いよ。

Amazon Musicに「The Sound Of Music – 45th Anniversary Edition」が追加されているのを発見して、こればっかり聴いている。

このミュージカル映画がデジタルリマスターされた時には、劇場まで見に行ったよ。スクリーンで見るとものすごいスケール感だった(それまで見ていたテレビでの放映がチンケに思えた)。さて、どのナンバーも素晴らしいけれども、とりわけ有名なものを3つ挙げるとするなら「私のお気に入り」「エーデルワイス」、そして忘れてならないのはやっぱり「ドレミの歌」。主人公マリアがトラップ家の子供たちに音楽の手ほどきをする歌。

英語の歌詞は

Doe, a deer, a female deer
Ray, a drop of golden sun
Me, a name I call myself
Far, a long, long way to run
Sew, a needle pulling thread
La, a note to follow Sew
Tea, a drink with jam and bread
That will bring us back to Do

ドレミファソラシのそれぞれに近い発音の単語を当てて音の読みを教えている。「ラ」はふさわしい単語が見つからなかったためか「ソの次の音」っていうのが苦しいけれども、日本語訳歌詞(一番有名な「ドはドーナツのド」はペギー葉山の訳)の「ファはファイトのファ」だって結構苦しめな感じがラフは昔からしていたので、まぁどっこいどっこい。

ちなみにドレミファソラシという読みは基本的にはイタリア語と思っておいていいかと(クラシック音楽においては一応イタリアが一番偉いとする風潮がある)。もともとは中世の讃美歌に「聖ヨハネ賛歌」というのがあって、これがフレーズごとに一音ずつ上がっていくんだけれども、その各フレーズの歌詞(ラテン語)の単語の頭文字を並べたものが「ドレミファソラシ」だったというのが出どころ。そういう意味では、「ドレミの歌」のドレミの説明は「聖ヨハネ賛歌」由来であることに敬意を払っているようにも思える。

wikipediaの「聖ヨハネ賛歌」の項

映画における「ドレミの歌」のシーンって、オーストリア観光プロモーションビデオだよ。

wikipediaの「サウンド・オブ・ミュージック (映画)」の項

「ドレミの歌」のフラッシュモブ映像をいくつか紹介しておきます。
まずは、先駆けでありもっとも完成度が高く有名なのがこちら。

これを真似ていろんな方が「ドレミの歌」のフラッシュモブをやっている。

こちらは、小規模ながらわりと堅実。歌詞の通りのジェスチャーをしていてコミカル。

イオンはなんだか妙にあざとい……

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