僕は英語ができないシリーズだ。
もう恥ずかしくなるくらいほんのちょっとずつだけれども通勤電車の中では英語の勉強をしているのですよ。主にヒアリングを。つくづく思い知るのは、やっぱり人というものは、よく聞き取れなかったフレーズは自分が知っているものに脳内で強引に結び付けてしまうものなのだということ。
今日は題材は、空港のカウンターで乗る予定の便の確認をしたら機材トラブルでその便がキャンセルになっていてどうのこうのっていう話だった。
- 「11ぴきのねこ」
- 「オフィーリア」
「due to mechanical problems」の「due to」が「じゅういち」に聞こえて「え?11?『じゅういち』って日本語じゃん……」。そして、11ということで、ラフの頭の中にはもはや空港ではなく、1機の飛行機とその機体を見上げる「11ぴきのねこ」(馬場のぼる)の絵が浮かんでいるのだ。
■ 11ぴきのねこ|絵本ナビ : 馬場 のぼる みんなの声・通販
さらに話は進み、今日は他の便もすでに満席なので、明日の早朝の便とおわびの宿泊施設を手配してくれるんだけれども、
「we can offer you a place to stay」
の「offer you a」の部分が「オフィーリア」に聞こえてしまい、「can オフィーリア?オフィーリアなんて動詞知らないぞ?オフィーリアできる?なんじゃそりゃ?ラフの知っている一番有名なオフィーリアといえばこれだよ」
John Everett Millais / Public domain
話の内容を自分事としてとらえると分かりやすいよというアドバイスがあるけれども、ラフの頭の中はこんなものが頭に浮かんでいるので、まず状況の理解がすんなりといかないのである。
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