読了:さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)(宝島社文庫)[中山七里]

さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)

さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)

  • 作者:中山七里
  • 出版社:宝島社
  • 発売日: 2012年05月

『さよならドビュッシー』の玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍!脳梗塞で倒れ、「要介護」認定を受けたあとも車椅子で精力的に会社を切り盛りする玄太郎。ある日、彼の手掛けた物件から、死体が発見される。完全密室での殺人。警察が頼りにならないと感じた玄太郎は、介護者のみち子を巻き込んで犯人探しに乗り出す…「要介護探偵の冒険」など、5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。

要介護探偵の冒険/要介護探偵の生還/要介護探偵の快走/要介護探偵と四つの署名/要介護探偵最後の挨拶

「さよならドビュッシー」の冒頭で焼死してしまう車椅子の毒舌おじいちゃん玄太郎を主人公にした前日譚スピンオフ短編集。本編シリーズの主人公であるピアニスト探偵岬洋介が出てくるのは最終話のみで、これが「さよならドビュッシー」につながっていく。

読了:さよならドビュッシー(宝島社文庫)[中山七里]

今回は岬洋介が主人公ではないので音楽の話題はほぼ出てこない(最終話のクラシックレコードの話くらい)。玄太郎おじいちゃんと介護士のみち子さんとの会話がとにかくおもしろい。どの事件も、事件そのものやトリックは既視感あふれるところが若干あり、実際にそんな動機でそこまで事件になる?なんて感もあるんだけれども、とにかくエンタメとしておもしろいのであるよ。ライトノベルの様に読めるミステリー。

さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)(宝島社文庫)[中山七里]
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