ここを読んでいる人はご存じの通り、ラフは英語のリスニングがからっきしダメなのである。TOEIC(L&R)を年中行事のように受けているが、リスニングの約45分の間、何をおっしゃっているのかさっぱりわからないまま苦痛に耐え忍んでいる。
では、ラフがTOEICのリスニング問題でどんな感じになっているのかを説明しよう。例として Part4(話者一人のアナウンス系問題)の場合。
– Welcome to ウニョウニョ.
– It is wonderful to see so many of you here ウニョウニョ~ バックシーン.
(ん?「今日はこんなにたくさんのみんなが来てくれてうれしいです!!」。え?なんかのコンサートかライブ?バックシーンってなんだ?楽屋backstageのことか?)
– インフルエンサー ウニョウニョ~ウニョウニョ~.
(インフルエンサーってSNSとかで影響力を持つ人たちだよなぁ、コアなファンのことか?)
– (以下すべてウニョウニョ)
冒頭わずか3文にして、ラフの脳内はコンサート会場でファンを前にして呼びかけているアーティストという情景が展開している(そもそもTOEICで出てくるシーンとしてふさわしいか?)。当然ながら、その情景に合わせて聞き取ろうとしているので、残り最後まで何を言っているのかまったくわからず。
このアナウンスが実は何を言っていたのかというと、「バックシーン」と聞こえたのは「viccine(ワクチン)」で、「インフルエンサー」と聞こえたのは当然のことながら「influenza(インフルエンザ)」なのである。どこかの保健施設にインフルエンザのワクチン接種にやってきた人たちに対して、予防は大切だから今日は多くの人が接種に来てくれたことはとても歓迎すべきことだという導入だったのである。(以下、受診にあたっての注意事項などがアナウンスされているのだが、そんなところはきれいさっぱり聞き取れていない)
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