ハインラインの名作古典SF「夏への扉」。いつかは読もうと思っていたんだけれども、ようやく読みましたよ。おもしろかった。1950年代に発表されたSF作品で、舞台になっているのは1970年と未来の2000年。2000年でさえ今となっては昔なのに、古さを感じさせないどころか、今読んでもそんなに違和感ないよ。さもありなん。そうであっても不思議はない。さらに言えばSFというよりもむしろ謎解きものとしておもしろく読めたかも。後半の怒涛の展開にはページを繰る手が止まらない。話が暗くなく、楽天的でさわやかなのも、この作品が多くの人に好まれる要因なのかも。
■ 夏への扉〔新版〕(ハヤカワ文庫SF)[ロバート・A・ハインライン/福島 正実]
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