三井住友銀行アプリのインターフェースが改善されていてめっちゃ感動した件

過日、三井住友銀行の振替機能のUIに関しての不満を記した。

三井住友銀行アプリの振替機能ユーザインタフェースに不満

スマホの三井住友銀行アプリの振替機能のUIに関して不満があるのは次の2点だ。

  • 資金移動口座を指定した後の次の画面へのボタンが画面をスクロールしないと出てこない。
  • 移動金額を入力するとき、キーボードで金額入力欄が隠れてしまっている。

本日、振替機能を使ったら、2つ目の問題が解決していた。もっとも自分がここに書いたから解決したとはゆめゆめ思わないが、それでも自分が問題だと明確に認識して公にしたことが解決していることがうれしくてエントリーしてみた。

もっとも、過日のエントリーは三井住友銀行さんが考慮してくれるとうれしいなぁという感じで書いたのだが、今回改善されていたのは、AppleさんによるiOSのアップデートによるものだろうなぁと思っている(入力欄にフォーカスが当たった場合には、その入力欄がキーパッドで隠れないように適切にスクロールする一般的な機能改善が施されたのでは?)。まぁどちらが対応してくれたのかはわからないけれども(確認する方法はあるが、特定してどうだというほどのことでもないのでそこまではしない一介のユーザ)、まぁ解決していてうれしかったという報告まで。どちらであっても、対応ありがとうございます。

1番目の問題も対応していただけるとうれしいです。さすがにこちらはアプリのUI設計の問題だろうと思っているので三井住友銀行アプリ開発関係者にお願いするのが筋だろうとは思うものの、まぁここに書いているだけで(なかば自分用現状認識メモ)、しかるべき窓口などにちゃんと要望を出すわけではないのですが。

#三井住友銀行アプリ

読了:三体[劉 慈欣/大森 望]

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

今巷で話題の中国発SF大作。中国のSFかぁ、どことなく前時代的な硬派のSFなんだろうなぁという先入観を持って読みはじめたのだが、全然違っていてすこぶる現代的なエンターテイメント性にあふれたジェットコースター小説で、やたらめったら面白かった。なるほどヒットするのもうなずける。

※ネタバレしないようにという配慮はしないので、以下を読む方はお気を付けください。

物理学の世界に「三体問題(three-body problem)」というものがある。1つあるいは2つの物体の関係は運動方程式で明らかにすることができるが(ニュートンによる)、3つの物体の運動を数学的に解くことはできない。もし太陽が3つある星に文明があればどうなるか(3つの太陽の動きは計算ではわからない)というのが著者の発想のスタート地点だったそうだ。

三体問題(さんたいもんだい)とは – コトバンク

前半は主人公の一人葉文潔の半生や、著名な理論物理学者の相次ぐ自殺や、正体不明の団体や集団、もう一人の主人公汪森にふりかかった不思議な現象(「ゴースト・カウントダウン」のくだりは「リング」っぽくてむしろオカルトだ)、謎のVRゲーム「三体」の世界観などが描かれる。後半では、これらが何なのか、どう関係しているのかが明らかになってくる。簡単に言うとこの作品は異星人地球侵略型のSFなんだけれども、作中では最後まで地球人は異星人とは直接対峙していない。それどころかこの宇宙からの侵略者が地球にやってくるのは、なんと450年後なのだ(本作は三部作の第1部)。光速は有限で宇宙は広いんだけれども、なんだこのリアル設定は。

技術跳躍が生じる可能性が最も高い分野は以下のとおり。
(一)物理学:【略】
(二)生物学:【略】
(三)コンピュータ科学:【略】
(四)地球外知的生命体の探査(SETI):

これらの科学知見がコアになったSF作品であるが、物理学と地球外知的生命体探索はもちろん重要。生物学に関しては環境生態学に関する話題が出てくる(今のところ遺伝子とか生殖とかは表立って出てきていない)。コンピュータ科学に関してはVRゲーム「三体」の中の一シーン(秦の始皇帝)や、三体人(異星人)の科学技術描写でAIが出てくる。とにかく科学のテクニカルタームがわんさか出てくるけれども、知っていれば「なるほどね」とニヤっとできるが、知らなくてもまぁ問題なく読み進められるだろう(知っていなければ筋が追えないということはない)。主人公の一人葉文潔を天体物理学の基礎科学(理論)研究者とし、もう一人の主人公汪森をナノテク素材の応用科学研究者としているところがおもしろい。

エンターテイメントとしては一級だが、作品としては穴が目立つ。捨てキャラ(ほぼ一度限りの登場で物語の本質に影響を与えるほどの役目は担っていない人物)の扱いが笑っちゃうほど適当。なぜか退場後に死までの後日譚まで丁寧に述べられる人物がいる一方で、大事そうに登場したのにその後一切放ったらかしの人物(汪森の家族とか)がいたりする(だったら汪森は独身でも良くね?)。著名な物理学者の相次ぐ自殺の原因も、「え?そんなことで命を絶ったの?科学者だったらむしろそのことを追求しようとしないか?」となぜの嵐。またラスト近くに出てくる三体人が、どうしようもなく地球人似の発想と感情(見た目ではなく)に支配されているのも変。三体人がなぜ地球人とほぼ同じ道徳的価値観を持つのか(科学技術では三体人の方がはるかに進んでいるが)説得力ある説明が欲しい。というか、回収した三体人からのメッセージの存在整合性は物語的に破綻していないか?(ラフにはどういうことなのかよくわからなかった)

ん~~、結局はケチをつけているみたいな書き方になってしまったなぁ。いや娯楽小説としては抜群におもしろいよ。著者の発想のすごさに舌を巻く。ぜひ読んでみて。

三体[劉 慈欣/大森 望]
三体[劉 慈欣]【電子書籍】

原語(もちろん中国語)でチャレンジしてみたいという方はこちらをどうぞ。三部作すべて刊行済み。

近現代の中国を舞台にした作品には頻繁に登場するものの、ラフにとっては今一つ正体がわかっていない出来事が「文化大革命」だなぁ。だから見るたびに、どう位置付けて評価するものなのか悩む。
wikipediaの「文化大革命」の項
「ラストエンペラー」の最後にも出てきたよね。個人的に深く印象に残っているのは「レッド・ヴァイオリン」の上海のシーン。
wikipediaの「Category:文化大革命を題材とした作品」の項

稀によく見る

あるIT技術者がブログに「稀によく見る」と書いていた。「まれなのかよくなのかどっちだよ」と思うかもしれないが、これは意図されて書かれている。この著者は「稀によく見る」という一見矛盾をはらんだ表現をわざわざ選択していることがわかるからだ。言いたいことはこうだ。

「(まぁしょっちゅうあっては困るから、見かけるにしても)稀に(見かける程度のことであって欲しいのに、なぜか)よく見る(。まったく困ったもんだ)」

おそらくIT技術者ならだいたいの人がこうとらえるはずだ(最後の「困ったもんだ」まで含むところがポイント)。業界的には共感を呼ぶ「わかりみMAX」(<今どきの言葉を使ってみた)表現。

【定期】個人番号カード

 今回は技術の話ですが、リンク先が数年前の情報とか古めのものもあるのでお気を付けください。

 ラフが所有している運転免許証はゴールドなのだ。なんといっても、車を運転することがないのだから当然といえば当然か。もはや車の運転の仕方忘れてるから、ゴールドだからって優遇されるいわれもないような気がする。というか、危ないから運転させるなって思う。それでも免許の更新時期が来れば律義に出かけて行って、手数料を払って、最短コースの講習を受けて、新しい免許を受け取るという儀式をこなしている。というのも、わりと手軽に使える公式の身分証明書だからだ。

 実をいうと、個人番号カードも持っている(通知カードではない)。もちろん電子証明書も格納済み。e-Taxで確定申告もできます(というかこのためだけに取得した)。本当ならこっちを身分証明書として使えばいいんだけれども(運転免許証の更新やめて)、これをあまり人前で使いたくないのは、絶対に人に知られてはいけないとされる個人番号(マイナンバー)がカードの裏面にものの見事に記載されているからだ。もちろん身分証明として個人番号カードを使う場合は、一般的な民間企業に対しては表面だけでいいことは知っている。見せられるほうも、裏面を見てはならないとかコピーを取ってはならないとか細かい規則はあるんだけれども、だからといって身分証明書ですといって、受付や窓口の人に預ける(手を触れさせること)なんてことはやっぱり怖くてできない。だって、単純にひっくり返すだけで裏面なんてすぐ表ざたになるわけなんだよ。「ひっくり返しましたけれども裏面は見ていませんよ」なんて言われても、それは何かの古典ギャグですか?って感じじゃん(ひっくり返したので、今はこちらが表面です。明日という日は永遠に来ない風)。

 個人番号カードって交付されるときに、フィルムケース(昔新品のテレホンカードとかで使われていたようなやつ)を一緒にもらえるんだけれども、これがカード裏面の個人番号部分をマスキングするようになっている。ただし割とピンポイントに個人番号部分なので、ケースからカードをちょっとずらすだけで番号なんて見放題。ちなみに表面も、極小で書かれている性別と臓器提供意思表明部分がマスキングされる。でも大事な部分をまだマスキングし忘れていますよ。裏面の左下にあるQRコードです。これスマホとかで読み取ればすぐわかるんだけれども、個人番号そのものが何の修飾もされず生のまま(つまり12桁の数字)で、ぶっこまれているのだ。おいおい、ここマスキングしなくていいのかよ。パッとみただけではわからないから大丈夫?ってことなのかな。セキュリティの知識が乏しいと、数字の部分がマスキングされているから大丈夫だと、Twitterとかに個人番号カード裏面写真を投稿しちゃう輩が出てくるぞ!

知らないと危険!マイナンバーカードと一緒にもらえる「専用ケース」の落とし穴 | BUZZmag

総務省の発表した見解をぜひご賞味ください(上記の記事中にリンクされているものは注意喚起のために4日ほど先に個人情報保護委員会によって発表されたもの。内容的には次のほうがより具体的)。なかなかに味わい深い「考え方」が堪能できます(言い訳ではなく本気で言ってるのか?)。

インターネット等にマイナンバーカード裏面のQRコードを掲載することに対する注意喚起(PDF)(平成28年6月24日)

 わりと、素でびっくりセキュリティ。しかも個人番号カードって持っているからといって何ができるわけでもないのだよ。年に1回でもとることがあればいいほうの住民票とか印鑑証明がコンビニでも取得可能とか言われてもね。確かに、時間的制約や交付窓口の類が近くにないとかいう場合は便利なのかもしれないけれども、それでもそんなにしょっちゅう使うわけではない。窓口に行ったって交付手数料は100円くらい高いだけ。個人番号カードって圧倒的に持っていると便利というものではないのだ。なくてもちょっとだけ不便なことがあるかもよという程度。むしろ、セキュリティ上の不安を考えたら所持するのは割に合わない気のほうが大きい。

東京新聞:マイナンバーカード普及率12.8%止まり 来年から更新時期:政治(TOKYO Web)

 ラフは個人番号カードをIT系ガジェットとしてとらえていて、e-Taxも仕事上知っておいたほうがいい(どういうものか経験しておいたほうがいい)かなぁとか言うそういう理由で所有しているのであるが、持っているから人生が格段にスマートになったとかいうことは全くないのだ。

確定申告でe-Taxが使いにくい3つの理由。おすすめは郵送|ポチのすけ

 結局、現状の個人番号カードでは身分証明書として利用できればほぼ役目は果たしたって感じじゃないかな。総務省ががんばったって、当分は普及しないよな。さて、じゃ、身分証明としては運転免許証と個人番号カードのどちらが優れていてどちらを使うべきか(どっちが個人情報の漏洩がより少なくて被害が少なく済むか、という言い換えだと悪意があるか?)。やっぱり自分はこれからも運転免許証を使うと思うな。公安と総務省のどちらを信用するか問題という見方もできるかな。まぁ、セキュリティは厳しくしても「情報」というものは現状どっかで絶対漏れるくらいの覚悟は必要だと思うけれどもね(だからといって漏らしてもいいとか漏らしても仕方がないというわけではないよ)。便利さとのトレードオフ。

 セキュリティに詳しい方にはこのようにおっしゃる方もいますよ。

運転免許証よりマイナンバーカードおもて面を提示するほうが本人確認方法として安全 | まるおかディジタル株式会社

大人の人数は、男性X名、女性Y名で申請をお願いします。

 近頃のブログの内容がクレーマーっぽくなっている。しかも割とどうにかなる、人によってはどうでもいいことに対して文句を言っているような気がする。あぁ、こうしてラフは切れる老人っていうのになっていくのかもしれないなぁと思うこの頃だよ。(クレームをつけたいのではなく、こうなっていると便利かもしれないよっていう関係者への提案程度にとらえていただけると幸いです)

 さて、8月に帰省するために新幹線の切符の手配を、あるJR系の旅行会社のサイトでポチって来ました。そこで、ちょっと違和感を持ったのが、人数を指定するための以下の画面。(スクリーンキャプチャ掲載してしまうと、どこのサイトかわかる人にはすぐわかってしまいますよね。でも、悪意があって掲載したわけじゃないですよ、純粋に「なんでこうなっているんだろう?」って疑問に思っただけですから。このサイトそのものはスムーズに予約のできるとっても便利なサイトですよ。)

ツアー参加人数申込画面
ツアー参加人数申込画面

 赤枠で囲ったように、大人の人数を男性・女性別に入力するようになっているんですよ。性別ごとの申告って必要なのか?ましてや今回自分の場合は手配を依頼したのは新幹線の切符。新幹線に乗るのに今まで性別を問題にされたことないし、そもそも申告した覚えもない。旅券とか航空券とかなら、性別の申告と明記は、完全ではないもののセキュリティ上本人確認が可能な限り迅速にできるような工夫の一つなんだと認識しているからまぁいいよ。だって本来的には交通手段として人を輸送するっていうだけのことであれば性別は問題ないように思うもん。

 以下、システム上なんで大人の性別ごとの人数申告するようになっているのかの推測です。おそらく、このサイトは旅行会社のものであるため、自分のように新幹線の切符手配だけでなく、宿泊を伴う旅行の申し込みをする人もいるはずだから、そういう場合にも備えた汎用フォームにしてあるのだと思う。性別情報が必要になるかもしれない場合って、宿泊施設の関係や女性専用深夜バスの手配とかかな。もっとも、これらだって需要予測や本人確認くらいの意味しかない気はするんだけれどもさ。だって自己申告だし嘘もつこうと思えばつけるし。それはさておき、近頃、宿泊施設にしても手配時において厳格に性別が重要なところってあるのかな?温泉宿とか宿坊とかかな?例えばホテルや旅館に予約するときって宿泊者の性別の申告って必要だったっけ?久しく申し込みしたことないから覚えてないや。申告したところで何に使うのだろうか?男女別に部屋を用意してほしいとかいうリクエストをするのであればわかるが、家族(家族の厳密な定義はあえて触れない)とかだったらあまり関係なくない?

 本来的には旅行の手配に性別が関係ないことのほうが多いわけだから(推測です)、ましてや性別の問題がいろいろ取りざたされて面倒くさいことになっている時代でもあるわけだし、システム上性別の申告は必要なければ原則不要にしておくべきじゃないかな。それでどうしても必要な場合(海外航空券の手配とか)にのみ特別に対応しておくのが今どきのシステム設計なんじゃないかなぁとか思ったり思わなったり。ま、システム構築するのも改修するのも時間とお金は当然かかるからそんなすぐに対応できるものとも思ってないけれどもね。必要となるであろう情報はあらかじめ入力しておいてもらうというできるだけ汎用的なものを設計しておきたいという思想も(共感はできないけれども)わかるしね。

 あ、もっとも以上はラフが勝手に推測しているだけで、性別の申告が必要なずっと深遠な理由があるのかもしれません。ラフが知らないだけで実は鉄道の予約システムにおいて、不要なトラブルをあらかじめ避けるためできるだけ隣同士には異性が来ないようにすでにシステムが設計されているとかだったら、それはそれですごい気がする。おしえて!えらいひと。

宅配便の受け取りとともに未来がうちの玄関にやってきた

 今日、宅配便の受け取りをしたんだけれども、配送会社が佐川急便さんだったんですね。受け取りの時にいそいそと印鑑持って玄関を開けたら、なんと配達のお兄さんが電子パッド(スマートフォン?)をこちらに示して、ここにサインしてくださいと。指でなぞると文字が書ける電子パッドで、そこに名前を書きましたよ。えぇ!!時代はこんなに進化しているんだ!!おもしろい!!いずれは迎えるだろうと考えていた未来が、今まさにうちの玄関に来ていたのだ。世の中のIT事情は知らぬ間にかくも日常に及んでいたんだなぁと、IT業界の片隅で仕事をしているはずのラフが驚いてしまったよ。

【佐川急便】宅配便業界初!スマートフォン…|ニュースリリース|佐川急便株式会社<SGホールディングスグループ>

 でもね、その一方で思ったこともあるのだ。印鑑であれば、ポンと1回押すだけ、時間もそうはかからない。それに対して、今回の電子パッドは特定の筆記具は要求されなかったし、指さえあればいいんだけれども(指でなくてもいいのかな?)、サインをするって行為が結構面倒くさいし、時間を取られる。しかも今日は初めてそういう対応を迫られたから、ドギマギしながら慣れない手つきでヨタヨタとヨレヨレの下手文字サインをしてしまった。

佐川急便のタッチパネルに指でサインは書きづらい~! – ミントグリーンの風に吹かれて
電子サイン – あなたはどう思う? – とくっち.com
ハッシュタグ #電子サイン

 日本の印鑑文化がIT社会推進の妨げになっているとかいう議論もあるけれども、宅配便の受け取りの時なんか、印鑑結構便利だよ。特にインクが染みこんでいるタイプの押すだけ印鑑、宅配便の受け取り時、超楽だよ。電子パッドに指サインだったら、シヤチハタ押印のほうがずっと楽じゃない?

トップページ|シヤチハタ
wikipediaの「シヤチハタ」の項

 もういっそのこと電子パッドに指をあてて指紋を電子的に記録するというのでサイン代わりにするってのどう?これなら楽だし時間的にも早くすまない?まぁ生体データを収集されることに抵抗のある人もいるかもしれないけれどもさ。

三井住友銀行アプリの振替機能ユーザインタフェースに不満

自分のメインバンクは「三井住友銀行」である。口座を開いた頃はまだ「さくら銀行」だったので、今使っているキャッシュカードも「さくら銀行」のもの。さて、時代はもっぱらスマホでネットバンキングですよね。ちなみにWEBのインターネットバンキングは「SMBCダイレクト」、スマホは「三井住友銀行アプリ」という名前らしい。

さて、三井住友銀行アプリ、ちょっと操作感に不満があるのだ。それは「振替」機能。え?振り込みは使うことあるけれども、振替って何?って人のほうが多いのかな。同じ銀行にある自分名義の複数の口座間の資金移動に使う機能ね。自分が使っているスマホ(iPhoneSE)の画面が小さめだから仕方がないのかもしれないんだけれども、UI(ユーザインタフェース)が微妙に使いづらいのだ。

振替で操作する手順の画面は基本的に2つ。まず最初の画面でどの口座からどの口座に資金を移動するのかを指定するんだけれども、この操作自体は出し入れの順番に口座をタップするだけなので問題はなし。ただ次の画面に行くために「振替金額入力画面へ」のボタンが、画面をスクロールして下に行かないと出てこないのだ。このボタンまでの間は何も表示されない真っ白の領域なんだよ。UIの設計において、できるだけスクロールせずに操作できるようにするって基本ではないのかい?

次の画面は移動する金額を指定する画面。この画面では、金額を入力するために入力欄をタップすると、スマホの画面の下側から数字を入力するテンキーボードがうにょって出てくるんだけれども、これが金額入力欄にかぶってしまって自分が入力している金額が見えないのだ。一応テンキーボードの「完了」ボタンを押すとキーボードが隠れて入力した数字が見えて確認できるんだけれども、入力しているところが見られないというのはなんとも心もとないというか不安なもんだよ。お金のことだけになおさらね。1万円と指定するつもりが100万円とか入力していたらどうしようとか(ないだろうけど)。ま、金額を入力し終えたあとに「振替内容確認」へのボタンもキーボードで隠れているから、結局はキーボードを閉じざるを得ないので、その時に金額の確認は絶対できるんだけれどもね。

ちなみにWEB版のSMBCダイレクトの振替画面は、口座の指定と金額の入力、そして振替実行ボタンはスクロールなしの1画面で済む。広めの画面のPC版でしか使ったことがないのでUIに不満は持ったことは今のところない(スマホのWEBで見た場合はどうなのだろうか?)。

まとめておこう。スマホの三井住友銀行アプリの振替機能のUIに関して不満があるのは次の2点だ。

  • 資金移動口座を指定した後の次の画面へのボタンが画面をスクロールしないと出てこない。
  • 移動金額を入力するとき、キーボードで金額入力欄が隠れてしまっている。

実際にどんな感じなのかスクリーンショットも貼っておこうとしたんだけれども、そうするとすこぶるクレーマーっぽくなったので止めました。このことに不満を持っている人はいないのかなぁとネットを軽く検索してみたんだけれども、めぼしい記事は出てこなかった。ラフが画面の小さめのスマホを今でも使っているからなのと、そもそも振替機能を使う人が少ないから、あまり表立って問題になっていないのかな。

ブログでは無意味ですが、とりあえずtwitterへのハッシュタグ付けときます。三井住友銀行の関係者様、ちょっと改善を検討してもらえると助かります。機能的にはなんとか使えていて単にUIの使い勝手だけの問題なので喫緊ではないんですけれども。よしなに取り計らっていただければ幸いでございます。

#三井住友銀行アプリ #使いづらい

フォント大き目

最近スマホのTwitterアプリの文字が小さくて読みづらいなぁと思っていたんだけれども、アプリの設定でフォントサイズを大きくしてみた。スクロールせずに一画面に入る情報量は減ったけれども、ずっと快適に読めるようになったのだ(ひょっとしてこれは老眼とかいうやつか?)。ほんのちょっとした変更だったんだけれども、すっかりライフをハックした気になって調子づいている。

なんとかPAY乱立

キャッシュレスは確かに便利だけれども、いかんせん昨今の「なんとかPAY」の乱立はなんとかならないのか。スマホにいろんなアプリを入れておいて、利用する店ごとに申告して手動でアプリを使い分けるなんてクレイジーの極みだよ。そんなことやってられっかというのがラフの感想。とりわけコンビニで使えるPAYに違いがあるのは本当にストレス。このオーバーヘッドでかなり消耗するというか、それが面倒で店に入るのをためらってしまうこともある。なんとかPAYをたくさん持つってことは、それだけ使い分けなければならない財布が増えることと同義でしょ?しかも店ごとに使える財布と使えない財布があって、それぞれの財布にはあらかじめチャージという名の行為によってお金を入れておかなければならない。楽天ペイなんかはクレジットカード連携みたいだから前もってのチャージはいらないのかもしれないが(いかんせんまだ使ったことがないからわからない)、すべてのコンビニで使えるわけでもなさそう(セブンイレブンが未対応?)。

Suicaが結構どこでも使えて万能感は断トツ。アプリをわざわざ操作してQRコードとか表示させる必要もないし。ただいかんせんSuicaは独り勝ち状態なためかポイント還元とかは特にしていないのが惜しまれる。

それにしても今秋に消費税が導入されてのキャッシュレス決済による還元の仕組みが今一つよくわかっていない。どの決済手段でもいいのか?どの店でもいいのか?どの商品・サービスの購入でもいいのか?どうやって還元されるのか?軽減税率との決定的な違いは何?仕組みが複雑すぎるよ。面倒すぎて物を買う気が失せる。

メルペイ、後払いでもセブン-イレブンで70%還元。しかも翌日ポイント | ハフポスト

マイナンバーカードが普及しないのは

最近すっかり読書感想文ブログになってしまっている。ついでにすっかり彼氏Rの話題が出てこないから「別れたのでは?」と思う人もいるかもしれない。そんなことはないのだ。Rは2月から海外赴任で日本を離れているため、会う機会が減ってしまっただけなのだ。別れてないよ。メッセージのやり取りもしてるしたまに電話もしてるよ。

さて、いつでもRの赴任先に遊びに行けるようにパスポートを取得しようと画策したのだ。そしたら取得には戸籍謄本がいるんだね。まぁ家族分を必要とするわけじゃないから戸籍抄本でいいと思っているんだけれども。ふ~ん、戸籍は本籍地でしか取得できないんだ。なるほどなるほど、本籍は確か実家だな。よし、こういう時こそマイナンバーカードでコンビニ取得だ!!と勢い込んで調べてみたら、うちの実家の役所ではマインバーカードで戸籍は取れないと判明。えええええ!!!

コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】 | 利用できる市区町村

仕方ないから郵送で取り寄せか。郵便小為替が必要とか超面倒くさいんだけれども。ん?本人確認資料として、マイナンバーカードのコピーを同封?オーマイガー!本末転倒気味じゃん。頻繁に利用する書類の取得に対応するのはもちろん大事だけれども、めったに利用しないけれども必要な時は絶対必要という書類こそマイナンバーカードでコンビニ取得に対応して欲しいよ。

政府はマイナンバーカードの普及率を上げるために健康保険証としても使えるようにすることで利便性を高めるとか言いだしているけれども、保険証のように現在それで通用して困っていないものをマイナンバーカードでも対応したって(本人確認をより厳格に行えるという趣旨らしいが)「~としても使える」なんてものを対応したって普及率はあがらないよ。現在結構面倒くさいけれども、マイナンバーカードを使ったほうが断然便利っていうもので対応していかないと。

と、ぐちぐち言ってみる。ま、戸籍に関してはうちの実家の自治体が対応していないっていうことが問題なだけなんだけれども、そのことがマイナンバーカードそのものに対しての不満を募らせてしまうってという結果につながってしまって、普及に対するマイナスの感情を生んでしまっているんだろうな。今後のすみやかな対応に期待。